なんちゃら技術研究所

このブログはアフィリエイト広告を利用しています

成鳥用のケージ環境整備

あっという間にヒナから幼鳥になったラテ。この記事を書いている時点では、たまに「ぐぜり」らしき声も出しているので十中八九、雄だと思います。

ともかく、プラケに収まらない元気さいっぱいなので、成鳥用のケージで過ごしてもらうための環境整備の紹介です。

保温電球は外付け

プラケの時はケージの中に保温電球を設置していましたが、

  • ケージの中が狭くなる
  • カバーはそれなりに高温になるので、火傷のリスクを伴う

ことから外付けに変更します。(保温電球の上でくつろがれると足を火傷するリスクがあります)

外付けにすると今度は保温カバーが直接触れるリスクがあるので、100均活用カバーを追加します。

各店舗で実物を調査したところ、キャン★ドゥ製のスタッキングバスケット深型がワイヤーの間隔が広いものの、大きさ的にはいい感じでした。なお、月に一度の大掃除(水洗い)の際には外す必要があるので、ダイソー製のシリコンコードバンドを使ってケージのワイヤーに固定して完成です。

うちではケージに保温電球を引っ掛けていますが、バスケット側に掛けて高さ調節をするのもありかと思います。

保温電球カバー

夏場などは使用しませんが、環境変化に敏感(特に見慣れないものがあると落ち着かない)なので、ケージには年中つけたままの予定。

保温用の簡易温室

保温電球の外付けにより外形がいびつになるので、今までのプチプチでケージ全体をくるむという手法とは別の形での保温環境を構築します。

調べてみると、ケージ専用の保温カバー(透明なビニールっぽい素材)を加工して使われている方が多いようですが、ケージにフィットするように作られているので保温電球の外付けには不向きです。(個人的には材質的に保温電球との組み合わせが大丈夫なの?という懸念もありますが…)

他には温室っぽい感じに周りを囲う方法も見かけましたので、こちらを参考に、でも簡単に作ります。

材料はホームセンターなどで売っている中空のポリカ板です。プラダンのように空気の層があるので断熱効果があり透明なので(ある程度)中の様子も見ることができます。

ラテ用のケージはサンコー製バードケージ30なので、外付け保温電球+カバーも含めて扉のある正面以外(横3面+天井1面)を覆うパネルを910mm×910mmのサイズから切り出すことができました。

使用したポリカ板

カットは大型のカッターナイフで保護フィルムをつけたまま行います。上の写真で水平方向に切るのが一苦労ですが、焦らずにゆっくりやれば大丈夫です。(業者さんのHPによるとカッターナイフが綺麗な断面にする最善策だそうです)

参考サイズ(底板としてカット済MDF板600mm×450mmを使用した関係で側面は当初より少し短くしました)

 背面(1枚):縦450mm×横460mm

 側面(2枚):縦450mm×横420mm(430mmから420mmに変更)

 天井(1枚):縦450mm×横480mm

ポリカ板同士の連結には、ここも100均活用でキャン★ドゥ製ワイヤーネットコーナースタンドを使いました。(ポリカ板の厚みによっては使えない可能性もあります)

元々のスタンドはワイヤーネットを固定するため爪状の突起がありますが邪魔なのでカッターで削り落としています。(恐らくセリア製も同じものだと思います。ダイソー製は見た目が違うので使えるかどうかは不明です)

背面と側面のつなぎに上下で計4個、側面の前方の上下に計4個の合計8個(4個入りなので、2つ必要ということですね)が必要です。

組み立てたところ

なお、天井は載せているだけで特段、固定はしません。

※側面の前方はポリカ板1枚で外れやすいので養生テープでスタンドを固定しています。

その他パーチ類を取り付けて完成

パーチ(止まり木)はケージ付属のものは細すぎるので別途、用意しました。(個体差はありますが、文鳥の場合は直径12mmぐらいが丁度いいサイズ感)

爪の伸びすぎ防止などの効果も狙って、

  • KAWAI製ニームパーチS
  • サンコー製シェイプパーチ

を使っています。(これらのパーチはプラケ時代からケージに入れておいて見慣れた状態を作りました。特にニームパーチは色のせいか、最初のころは逃げるぐらいで使ってくれるか不安でしたが、大丈夫になりました)

この他、外付け水浴び器への移動や給水器へのアクセス用にサンコー製「T型固定パーチ」も使っています。

※ケージ内のレイアウトについては別記事で紹介します。

番外編(100均活用)

使ってくれるかどうかわからなかったものは、100均活用のお試しです。(最近の100均は充実していますね)

ダイソー製「給水器」

ケージワイヤーに取り付ける縦型の給水器になります。(写真撮り忘れ…汗)

水浴び用と飲用は別にしたい、中にフンをすると衛生上の問題があることから「使いたい」と思っていたタイプの給水器です。(でも取り付け時の高さをミスるとしっかりフンがインします)

ただ、ここから飲んでくれない子も居るようなので、プラケ時代から見慣れさせていたら使ってくれるようになりました。

ダイソー製「小動物用踏み台(丸型)」

休息所として使用しています。(写真撮り忘れ…汗)

元が小動物用なのでサイズ感として「大きすぎるかな?」とも思いましたが、水浴び後はここで羽繕いをするなど、お気に入りの場所みたいです。

ダイソー製「小動物用踏み台(丸型)」については改造して使っています。改造内容の詳細は別記事で紹介します。

セリア製「バードテント」

踏み台と同様に休息所として使ってくれるといいな。と思いましたが、残念ながら、お蔵入りです。(パッケージイラストのような姿は拝めず仕舞い)

バードテント

ケージ外で見慣れさせてからの投入でしたが、全く入ってくれない状態が3日ほど続いたので撤去しました。(意外に存在感が大きくてケージ内が狭く感じたのも一因です)

なお、放鳥時に紐で遊ばせていたら、テント部分の布地に爪が引っかかり危険と判断して完全に封印しました。

セリア製「ブランコ」

ブランコ系はダイソー製もありますが、カミカミするので「金属むき出し部がない」「塗装もなし」という自分で決めた条件に合うものをセリアで見かけたのでお試しに購入。

ブランコ

ケージ外で見慣れさせている時は乗らないけど、紐をカミカミしたり棒をツンツンしたり「おもちゃ」扱いはしていたので、ケージに入れてみました。(一番、興味を持っていたのは白いフックでしたが...)

踏み台の上から紐をカミカミする「おもちゃ」の側面が強いですが、たまにブランコとして乗っているのでそのまま入れています。(ブランコ使用中の姿を撮影しようとスマホを向けると、降りてこちらへ来てしまうのでなかなか撮れません)

なお、乗っている時の揺れを少しでも抑えるために、フックは外からケージワイヤーにかけるようにしています。